政治的な立場

僕の政治的な立場
生意気ですが、僕の政治的な立場を書きます。
全体的には、どちらかというと右だとは思います。
なお、随時、加筆訂正する予定です。

革新勢力の今後の分析
社民党や共産党などの勢力は絶滅しないと思うけれど、世の中に何も影響を与えないというところまで、衰退すると思います。社民党や共産党を足して、今の極右くらいの勢力にまで後退するんじゃないでしょうか。当然、国会での議席はありません。専従といっても、お金をもらえるわけではないし、オウムみたいに外でアルバイトをする必要も出てくるでしょう。これは、事実上の崩壊といってもいいと思います。
社民党や共産党の衰退は今に始まったことではありませんが、それが決定的になるのは、北朝鮮が崩壊したときだと思います。
共産党なんかは、北朝鮮が崩壊すると、国交正常化を訴えていたことを棚に上げて「大歓迎」などと宣伝をするでしょう。「国交正常化交渉を進めていたのは、政府も同じです」と言い訳をするかもしれません。そして、「わが党は、これだけ北朝鮮の無法なやり方を批判してきました」という宣伝を展開するでしょう。しかし、そんな本音隠しミエミエの言い訳で事態を収拾できるハズはありません。
では、なぜ、北朝鮮の崩壊に巻き込まれて共産党も崩壊するのかというと、共産党の中にも、まだ北朝鮮の社会主義に対する未練があるのです。ソ連、東欧の社会主義国が崩壊し、中国も資本主義に移行しました。その中で、社会党や共産党に幻滅した人もかなりいました。しかし、ほとんど最後の砦のように、北朝鮮がまだ残っています。社会党や共産党は、特に熱心に北朝鮮を「地上の楽園」と持ち上げ、自分達の理想のいわば先輩国として扱ってきました。
それから時間が経ち、北朝鮮の嘘が明らかになってきました。社会主義国といえば皮肉な意味でその通りかもしれませんが、理想とする国からは程遠い国です。おせじにも、「住んでみたい」と言えるような国ではありません。そのことは、社会党や共産党も認識しているでしょう。
北朝鮮の現実が明らかになるにつれて、社会党や共産党の支持率もぐんと減りました。しかし、崩壊までは至っていません。それは、日本の社会主義者や共産主義者からすると、まだ崩壊していないだけ希望があるともいえるからです。もし、ここで北朝鮮が経済危機を持ちこたえて好転し、ついでに指導者も改心するか、もっと御しやすい人にでも代わったら、北朝鮮にはもう一度理想の社会主義国を目指す機会が与えられるだろうという希望的観測を持っているのではないでしょうか。
それは、都合が良過ぎる展開と言えるでしょう。しかし、北朝鮮がまだ崩壊していない以上、日本の社会主義者も、細くて切れそうな体面を守っていることができるのです。
だから、今、北朝鮮がどんなに酷い政治体制であっても、日本の社会主義者は忍の一字で耐えることが出来るのです。
北朝鮮が崩壊してしまった後は、もうそのような希望はなくなります。今、共産党は韓国にすり寄っています。いくら共産党が取り繕ったところで、社会主義者はかつて韓国をどのように見ていたかを、DNAのように体が覚えているでしょう。その韓国に北朝鮮はそのうちに合併されるのです。
そうすると、「北朝鮮もいつかは本当の社会主義国に」といったノーテンキな夢が不可能になったと初めて気がつくのです。
そうなると、今まで守ろうとしていた体制や体面、結ぼうとしていた国交、民間で交わした約束などは内実のないものになってしまいます。かつて日本では江戸幕府が終わり、幕藩体制が崩壊しました。そうなると、一部の義理堅い人を除き、旧藩に忠誠を尽くすという義務はなくなりました。ちょうど、そんな感じで、不可逆的な政治制度に移ったと気がつくのです。北朝鮮の崩壊後は、北朝鮮に社会主義の希望を託していた人たちは、時代錯誤の反動主義者とみなされることになるでしょう。
そうすると、社会主義者や共産主義者は、自身が社会主義者、共産主義者でいることがたまらなく時代錯誤の状態だと認識するに至ります。例えて言うならば、社会主義を叫ぶことが、明治時代に江戸幕府の復活を主張することや、戦後に「鬼畜米英」「神風が吹く」などと叫んでいるに等しいことです。そして、「なぜ北朝鮮の体制を認め、国と国との付き合いをしようとしたのか」「北朝鮮の現実を見ず、指導者の機嫌をとる外交を支持したのは誰か」「北風より太陽のほうがいいと支持したのは誰か」といったような追及が始まります。
そのなかで、「俺は実は社会主義者じゃなかったもんね」という動きが始まります。そのなかで、社民党や共産党は支持率を失い、存在自体を国民に忘れられるような規模にまで縮小すると思います。
それが、僕の今のシロウト分析です。

天皇制 
反対。生まれながらに皇族というのは人権問題だと思います。また、税金の無駄でもあると思います。官僚や女官などは既存のポストを手放したくはないのでしょうが。
天皇制反対の件については、共産党よりも左です。最近、共産党は天皇制に対して積極的に反対することを放棄しています。「将来の国民合意により廃止する。憲法改正の動きに繋がるので、現在はとりあえず問題にしない」というような内容のことを述べています。
人生を楽しんでいる皇族はいいのだけど、皇族の生活の中でストレスを感じたり、皇族であることに疑問を感じている皇族がいるようなので、気の毒になります。
皇室を廃止して浮いたお金で、農業を保護したほうがいいと思います。
皇居は、観光施設として一般公開したらいいと思います。
なお、天皇制は反対と書きましたが、それとは別に、雅子さんの心労を軽減する方策を考えないといけません。例えば、女の天皇を認めるとか、そういう動きが必要だと思います。皇族の方は、「法律を変えてください」とは言えないのです。


憲法
改正すべきだと思います。特に、第9条を改正して、自衛隊を軍隊だと明記するべきだと思います。自衛権の行使についても明確に認めるべきです。
また、同時に、自衛権行使以外の侵略戦争を防止する歯止めも必要だと思います。
植民地を持つことや、国連決議のない他国への武力介入を禁止するべきだと思います。
もちろん、国土が直接攻撃された場合、自衛権行使のための単独軍事作戦は認められるべきです。

軍備
日本の軍事予算は約5兆円です。これを、何とか3兆5000億円くらいまでに削減するべきです。削った分は、福祉にまわすべきです。
また、日本の軍事力の効率的な質と量を高めるべきです。
この二つの主張は別に矛盾しません。日本の軍事予算の使い方を見直せば、それが可能だと思います。
例えば、航空自衛隊の初等練習機ですが、これを開発した富士重工は当初4億円を提示していました。ところが、横からスイスのメーカが同等の航空機を3億円で提示して来ました。慌てた富士重工は2億円で再度提示して採用されたということもあります。
日本の兵器メーカーはぬるま湯に使っています。それを言い値で買う防衛庁も防衛庁です。
また、一両9億円もする90式戦車も問題です。別に日本はヨーロッパの軍隊と戦争する訳ではないから、韓国が開発した88式戦車で十分でしょう。ライセンス生産するなり、韓国から直接買い付ければ、半額近くまでコストを削減できると思います。また、10億円もするキャタピラ式の自走砲も問題です。装輪式の自走砲を海外から買うべきです。多分、半値くらいになるでしょう。
航空自衛隊も無駄が多いです。今、高いお金を出してF2を装備していますが、まあ、今更やめるわけにもいかないでしょう。でも、最初からF2(120億円)ではなくて、スウェーデンのサーブグリペン(36億円)を導入するべきでした。100歩譲っても、F16改造のF2ではなくて、アメリカ海軍のF18を導入するべきでした。
また、戦闘機と支援戦闘機の2本立ても廃止して、戦闘攻撃機を導入するべきです。
海上自衛隊は、ハイ・ローミックスを徹底させるべきです。イージス艦がハイなのは分かりますが、「むらさめ級」がローとは思えません。フランスのラファイエットの方がまだマシです。速度が27ノットくらいで、3000トンくらいの軽フリゲイトで十分だと思います。ヘリ格納庫も必要ないと思います。
また、自衛隊が装備すべき武器もあると思います。
陸上自衛隊では、専用の狙撃銃が必要です。狙撃銃がない軍隊など、信じられません。
航空自衛隊は、給油機がもう少し必要だと思います。
海上自衛隊は、ヘリ空母を作ることになっていますが、攻撃ヘリも搭載するべきでしょう。
不審船対策として、不審船を生け捕りにする装備と訓練が必要になると思います。
それと、自衛官の給料は高いと思います。
将軍クラスは年間2000万円貰っているそうですが、1200万円くらいでいいと思います。
一曹クラスでも、600万円くらいでいいと思います。
各種手当ても見直すべきだと思います。飛行手当てなんてなくてもいいのではと思います。もともと飛行するのが仕事なわけだし。
また、北朝鮮が崩壊した後、日本は抜本的な軍縮をする必要があると思います。国連決議の元で象徴的に軍隊を派遣する必要があるかもしれませんので、二個戦車連隊分くらいの戦車は必要だと思います。でも、戦車という車種が本土防衛上日本国内で必要かという議論も必要でしょう。護衛艦だって、機動性のある二個護衛艦群くらいで十分ではないでしょうか。もちろん、周辺の警備も必要なので、1000トンくらいのコルベットで穴埋めをしてもいいと思います。
※僕が考える自衛隊の編成などについては、「自衛隊のあるべき姿について」というコンテンツをご覧ください。

核兵器
日本は核武装をするべきではありません。仮に、日本が外国に核兵器で攻撃されたとしても、日本が核武装をするべきではないでしょう。核兵器というのは、政治的にも歴史的にも使った国の負けです。
また、僕は世界から核兵器が廃絶されることを願っています。原水協は正しい歴史を伝えていないので、信用はしていません。どちらかというと、原水禁の運動を支持します。でも、社民党は嫌いです。
それと、核攻撃にそなえて、自衛隊が研究することや訓練することは必要だと思います。


年金
自営業の人は毎月1万3000円以上払っています。でも、自営業は自営業でもお金がある人からはもう少し取れると思います。
また、サラリーマンの年金負担も18パーセントくらいに引き上げられるそうですが、年収が2000万円もあるようなサラリーマンは22パーセントくらい払ってもいいと思います。

少子化対策、育児
少子化対策のため、出産や子育てに補助金を積極的に出すべきだと思います。
現在、子供が生まれると、30万円ほど補助金が出ていまして、さらに毎月5千円ほど出ます。
でも、なかなか子供を三人作ろうと思う人は少ないと思います。一人っ子も少なからずいるし、二人も作れば十分と思ってしまうのではないでしょうか。
例えば、三人目の子供の出産には補助金が80万円とかになると、作ってみようかなと思うようになるはずです。五人も作る人はほんと珍しいと思うので、敬意を表して200万円をあげちゃいましょう。

消費税
消費税はやはり10パーセントくらいにしないとやっていけないと思います。国民の理解が必要だと思います。
もちろん、国民に理解を求めるためには、政治家に金銭に対する倫理観が求められると思います。

国債
国債は発行するべきではないと思います。僕は借金が嫌いだから。

死刑制度
死刑制度は必要だと思います。もっと適用が厳しくてもいいくらいです。もちろん、冤罪は防がないといけませんが。身勝手な犯人も、弁護士によると「精神的にかわいそうな人」となってしまうところが変だし、被害者は怒りが収まらないと思います。

高速道路
高速道路は半額くらいにしてほしいです。瀬戸大橋も1000円くらいにしてほしいです。無料には出来ないと思います。無料にすれば、短い区間でも高速道路を利用されるから。
それと、例えば3ナンバーの車は3割増しというふうにしたらいいと思います。
お金持ちからは工夫して沢山税金を取って、そうでない人からは少なく税金を取るのが税制の基本だと思います。
あまり利用されない高速道路は作る必要はないと思います。明石海峡大橋も、片側3車線になっているけれど、あれは無駄ですね。
高知市から西に伸びる道路や松市から東に延びる道路も、片側1車線で十分だと思います。4車線化の工事は必要ないと思います。
どうしても作りたいのなら、片側1車線にするなどの検討も必要だと思います。
また、首都高速は延長工事が必要だと考えます。それにしても、首都高速道路の1メートル1億円、10キロ1兆円の費用は痛いですね。

日米同盟
もう少し、対等な同盟にするべきです。日本が有事の際は、自衛隊の指揮下にアメリカ軍を統率するということまで考えるべきです。

沖縄米軍基地
半分くらいに縮小するべきだと思います。

北朝鮮
北朝鮮が拉致問題で不誠実な態度をとり続けるのなら、経済制裁をするべきです。極端に言えば、日本が北朝鮮に宣戦布告をしてもおかしくないと思います。暴力的に連れ去られた人間を救うには、武力でその国の体制を崩壊させるしかないでしょう。もちろん、すぐに戦争をするのは問題がありますが、話し合いをしても相手が不誠実な態度を取り続けるのなら、戦争も立派な自衛権行使だと思います。

歴史教科書問題
日本の植民地支配について、歴史教科書で「当時、列強はアジアに新たな市場と領土を求めて食指を働かせていた。わが国も列強との植民地競争の中で、武力侵攻と植民地支配により、近隣諸国に多大な被害を与えた」と書くのは、恥でもなんでもないと思います。
また、過去の歴史問題や日本脅威論を持ち出して、現在の日本の自衛権を否定する論説には疑問を感じます。

領土問題
韓国との間に、竹島の問題があります。このままでは、竹島の問題はお互いに譲らす平行線でしょう。日本には日本の言い分があるし、韓国には植民地支配のせいだなどと言い分もあるでしょう。確か、竹島は東西か南北の二つの島で成り立っていますよね。僕はいっそうのこと、その二つの島を東西か南北で分割する方向で話し合えばいいと思います。今後の日韓友好によって生じる利益を考えれば、そういった妥協は必要だと思います。
また、尖閣諸島は日本の領土だと思います。これは、植民地支配のこととは関係がありません。戦後の中国自身が発行した地図にも、尖閣諸島は日本の領土として線引きがなされています。

右翼
僕は基本的に右の方だと思いますが、暴力的な右翼のやり方はまずいと思います。銃弾を送ったり、街宣車で中国の領事館か何かに突っ込むなどというのは良くないと思います。そういうことをすると、支持を減らすばかりか、相手を利することになると思います。

医療費
財源を確保するため、また医療費の高騰を抑えるため、タバコ税を増税したらいいと思います。タバコ一箱1,000円くらいにしたらいいと思います。

日の丸、君が代
日の丸は日本の国旗だと思います。
君が代も、「君」が天皇でなければ、問題ないと思います。
反対派は、まず代替案を提案するべきです。
例えば、国旗の代替案があったとして、それが世間に広く認知される自信はあるのでしょうか。

ODA
ODAは、見直すべきです。
中国にODAを出す必要はありません。
例えば、バングラディッシュに学校を作る資金などは必要でしょう。
ODAによるダムなどの工事は必要ないと思います。

公共工事
公共工事は見直すべきだと思います。その点では、田中康夫長野県知事の主張は正しいと思います。その他の点ではあまり田中知事を好きになれないのですが。
有明海の干拓工事なんかも、漁民が反対しているのに何故強行するのか疑問です。ダムも住民が不要というのであれば、あえて作る必要もないでしょう。もし、災害になっても、それは住民の責任でしょう。それでマスコミから叩かれることもないでしょう。

戦争になったら。
日本本土がもし有事になったら、国民は自衛隊に協力するべきです。
もっとも、敵の機甲師団が攻めて来るなどということは物理的に不可能でしょう。あり得るとすれば、弾道ミサイルや、ゲリラでしょう。
そのときに、国民は志願兵として自衛隊に参加するべきかどうかという話がありますが、ゲリラ相手の場合は、プロの自衛隊に任せたほうがいいでしょう。サバイバルゲームじゃないから、素人が出てきて志願しても、自衛隊だって迷惑でしょう。
そりゃ、万が一、敵の機甲師団が上陸してきて、日本が蹂躙されているという状況では、もちろん僕も銃を持って抵抗するしかないでしょう。まあ、そういうことは、物理的に想定しにくいですが。
敵のゲリラが上陸したとなれば、国民に出来ることは、自衛隊に協力して、土地を貸すとか、非難誘導に従うとか、ゲリラを見かけたら通報するとか、その他の素人でも出来るような後方支援ならできるし、するべきだと僕は思います。





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