金沢市内には二つの大きな川があります。
東にあるのが浅野川。
西にあるのが犀川。

今はどちらもおだやかな川になりましたが
昔は大雨ともなると暴れ川となり
辺りに被害を与えるようなそんな時代がありました。


ひがし茶屋街はその内のひとつ
東にある浅野川を渡った先にあるお茶屋街。

と言ってもお茶を飲むというのではないのですね。
昔の言葉で言うならば
<ひがし郭街>
と申し上げるとピンと来られる方もいらっしゃるかもしれませんね。
以前、泉鏡花のお話をした際に少しお話しましたけれど
昔はここは芸子さんとお会いする場だったそうです。
金沢市内には他にあと二つ
こういった場所があったそうですが
そのお話はまた次の機会に。


2002年9月6日。
市内観光の一つとして
このひがし茶屋街を歩いてくることが出来ました。
観光バスを駐車場に停め、少し歩くと古い街並みが見えてきました。











街全体は1時間もかからずに歩けるくらいの広さ。
足元は奇麗に石畳で覆われていて
その両側に木造の建物が並んでいます。
その中で花街の様子を江戸時代(文政三年)より
今まで保存し続け、金沢市指定文化財になっている
「志摩」というお茶屋さんの中を見せていただくことにしました。






では、志摩へご案内〜♪