Renner Ensemble Regensburg
2002/ 4/ 3(水)カザルスホール(お茶の水スクエア)
ドイツの実力派男声合唱団の日本公演。特に最初の3曲のハーモニーは秀逸。
九州フレッシュメンコアが北村協一氏の音楽を吸収して定演時以上の演奏を実現。
コール・セコインデの発声に高い響きが不足してきて、音程がやや不安定になってきた気がする。
明治 中興の終焉。音程が悪かった。
東大 高声部パートが下がったのか、エールから音程破綻。単独ステージでも前半は悪かったが、後半の曲は持ち直す。
早稲田 学生指揮者が北欧公演の影響で、ハーモニー重視、ノンビブラート発声を推進した模様。
それでもエンターテイメントとして高い完成度の演奏を実現したのは立派。最後の2曲では完全五度を決める等、音程精度が高かった。
法政 余りよく解らない曲。無調でももっといい曲ができるのではないだろうか。
演奏としては言葉が聞き取りにくく、この点については改善の余地あり。
立教 発声、発音、旋律表現が充実。多田作品演奏の一つの理想。わずか3年での変貌には関係者の並々ならぬ努力が窺える。
惜しむらくは曲想が予想範囲内であった事か。
慶應 発声は従来通りだが、テナー系の音程が下がり気味。
合同 ノンビブラート発声が多数派となった(慶應と明治の一部を除く)ので独特の味わいの演奏となった。
四連関係のOBが多いと思っていたので、北欧物が歌えるのか疑問に思っていたのだが、
見事にノンビブラート、正確な音程で演奏していたので大変聞き応えのある演奏会であった。
松下耕の委嘱作品は準備期間が短かったためか今一つ。
琴平町のこんぴらコーラスグループという混声合唱団の演奏会。何人か声楽修行経験者がいるようだが、演奏としては平凡。
しかし、素人観客を意識した選曲やオペレッタ上演、及びその演出は大変秀逸で学ぶべき点が多い。
カルテットグループによる演奏が秀逸。特に若手メンバーによるブラックガムは昨年とは見違える程充実。
バーバーショップのSue Sea Fourは昨年同様、大変「らしい」演奏で聞き応えがあった。
Sue Sea Four単独のコンサートかライブを聞いてみたいものだ。
南アフリカ共和国のナタール・ドラケンスバーグ地方の中心部にあるドラケンスバーグ少年合唱学校に所属する11歳から16歳の生徒で構成された少年合唱団。
打楽器や踊りをふんだんに取り入れた多彩なステージが楽しかった。
彼らはこの一月余りの来日期間中に北海道、近畿、中四国、九州等で28ものステージをこなすとの事。メンバーの健康を祈りたい。
グリークラブ香川の一員として出演。自団の演奏の後、一部の団体の演奏のみ聞く。
春川(チュンチョン)男性チェンバー・クワイア 韓国の男声合唱団。
韓国男声合唱団にも言えた事だが、伴奏付の曲ばかり演奏しているためか、強い発声と音量で押す演奏に終始して味わいが感じられない。
合唱団Palinka 「手作り諺」曲想豊かな名演。他の三和音が多用された曲はもう少しハモッて欲しかった。
どうしても鉄道記念館に行きたかったため、山口の男声合唱団メール・ソレイネの演奏を聞けなかったのが残念。
男声合唱団「風」の演奏会で素晴らしい演奏を聴いて以来、念願であったSue Sea Fourの単独ライブ。
発声、表現技術等は素晴らしいが、ホールではないせいかビブラートが目立ち、
バーバーショップの面白さの一つである、声を重ねた味わいが余り感じられなかったのが少し残念。
共演のアカペラグループ「サマーメロディ」、発声については発展途上と感じたが、
演奏法、ステージ演出、編曲等にアカペラらしい工夫が見られ、楽しめたと同時に大変勉強になりました。
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