「アグリボとは?」・・・実際に使う前に情報をまとめてみました。 ・・・「アグリボ3」,「アグリボ2」などの活力剤および「アグリボEX」という 肥料の事です。 1.「アグリボ3」について 主な使用目的・・・日照不足の解消(光触媒の働きによる) 30g×10本入り(粉末状) 8500円 (1本入りは基本的に無い。一部、通販で可能) 注意・・・メチニオンというアミノ酸が含まれている為、有機的な 臭いがある。→室内に向かないのではないか? 使用方法・・・3000倍にして1週間〜10日に1回噴霧 2.アグリボ2について 主な使用目的・・・根張りを良くする(酵母エキスによる) 1L(液体) 8500円 使用方法・・・3000倍にして1週間に1回噴霧(無臭) *アグリボ2,3はいずれも活性剤として販売されているため、 農薬、肥料では無い。昨年、制定された農薬法の関係で 肥料登録されたものが下記アグリボEXとなる 3.アグリボEXについて(7月に新発売肥料登録あり) 主な使用目的・・・基本的にはアグリボ2を強化したもの・ 500ML(液体) 3500円 肥料登録有り。但し3要素については全体で8%と 非常に少ない。 使用方法・・・3000倍にして噴霧(無臭) *アグリボ2、EXの仕組み・・・(少し難しいかな?) 過酸化植物油を噴霧することでエチレンが発生し、「植物が傷ついたという 思い込み信号を送る→生き残る為に根を伸ばす」そうです。 ↑この方法は稲作などで苗をほうきなどでこすり、根張りを良くすると いう考え方と同じだそうです。 エチレンは植物ホルモンの一つで植物体内で生成させることで成長を促す 働きがある。成分は酵母より抽出した脂質を酸化させたもの。(過酸化脂質 =植物の細胞膜はリノール酸などの脂でできています。)傷害を受ける(=空気 に触れる)とそれは、殺菌物質と傷害を全身に知らせる伝達物質の2つに分かれ、 自身で傷害と闘う力が植物の体に呼び覚まされます。この伝達物質がアグリボの 主成分。実際にはなんの傷害も与えることなく、植物に本来そなわっている 抵抗力を引き出すそうです。 4.保存方法(各項共通) 開封後、冷蔵庫で密閉していればOK.但し、アグリボ3は特に水分 を嫌うので(湿気を吸うと効果が若干薄まるとのこと)注意が必要。 作り置きは×だそうです。 5.その他参考情報 ビスタ鰍ナは一般小売をしていない(卸のみ)。今の所、家庭用としての 販売は無い。購入にあたっては通販が便利のようです。また、更に詳細、使用時の 注意などは下記のHPをご覧下さい。
*グリーン&グリーンHP(通販) http://www.rakuten.co.jp/guriguri/
8/19準備編 アグリボ到着しましたので、実験用の苗や葉挿しを用意しました。 苗は2種類(ペンジュラ、エイカスパフボール)葉挿しは(グリマー、バックアイチェリー フレックルス、レモンキッセス)をそれぞれ丸ケース1〜3に共通して入れました。 後はそれぞれ違う品種の苗が1鉢ずつ入っています。 明日の朝からアグリボEXのみ,アグリボ3のみ、それと水のみ(またはHB−101)の 3パターンにしてみます。 この3ケースについては比較の為同じ場所に並べ、できるだけ同じ様に管理して行きたいと 思います。これ以外のセントや外の植物については適宜、試してみます。 EXと3、肥料との混合などはこの3ケースについては行わない様にするつもりです。 1度に3Lは作る事になるので、明日の天気にもよりますがいよいよスタートです。左から アグリボ3、アグリボEX、フローリア(展着剤)
大体同じようなものを3セット集めました。 奥からオリヅルラン・ボニー、 ペンジュラ(苗)、葉挿し、 エイカス パフボール(苗)、スージーサンシャイン(クラウン)
丸ケース1 アグリボEX
丸ケース2 アグリボ3
丸ケース3 HB−101
オリヅルラン・ボニー 左からHB−101 アグリボEX アグリボ3
モンステラ水挿し用 (左)アグリボEX用 (右)アグリボ3用
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