第三新東京市で一番高いビルの屋上に二つの影があった。
ムサシ・リー・ストラスバーグと浅利ケイタの二人であった。
「皆が逃げ出した割には何も起らないじゃ無いか……」
ムサシは双眼鏡で周りを見渡しながら呟いた。
「まぁ何も無いなら無いでいいんじゃ無い?」
ケイタは警察無線を盗聴しながら返事をした。
「おいっ あれ何だよ」 ムサシは第三新東京駅の方を向いた時大声で叫んだ。
今まさに 第三新東京駅の構内からヨグ・ソトースがその姿を現す処だった。
裏庭セカンドジェネレーション
CHAPTER 22YN
最終話【
魂(こころ)の帰る場所
】Yパート
「
初号機で追跡しろ 宇宙の果ての果てまででも追いかけてヨグ・ソトースを叩け!
」
ゲンドウは立ち上がり右手を振り下ろして叫んだ。
「シンイチ君っ急いでっ」
ゲンドウの言葉を聞き、アヤはシンイチに回線を開いた。
「了解っ」 シンイチは回線を切るや、これまでの三倍の速度で初号機を駆り、
ヨグ・ソトースが浮上した第三新東京市へと向かわせた
ジオフロント
「まだ目覚めないのか……」 コウジは綾波レイを担いで医務室を探して彷徨っていた。
「んっ……」 そして 綾波レイが目を覚ました時、身体が蒼い光を放った。
その瞬間であった ヨグ・ソトースの発動が起ったのは……
第三新東京市は蒼い光に包まれ、綾波レイの身体から13の光が放たれた。
「なっ 何だっ 何が起ったんだっ」 司令所でシンジが蒼く包まれた画面を見て叫んだ。
・
別にぬーくされた訳では無い(をい)
・
「
ふはははは みんなヨグ・ソトースが仕組んだのよ ヨグ・ソトースが発動したのよ
ふふ……これでキールも死ぬ……みんな滅んでしまえばいいんだ
カヲルぅ〜私もあなたの処へ行けそうだ
」
イリーネは第三東京市上空を漂いながら笑いはじめた。
「
きゃぁぁぁ〜
」
蒼い光は地下にも届き、碇家の地下で寝ていたローラは悲痛な叫び声を放った
綾波レイと共振して蒼い光を放つヨグ・ソトースを中心とした蒼い光が第三新東京市を飲み込もうとしていた
そう シンイチと綾波レイの対面こそが
ヨグ・ソトースが与えた最後のチャンスだったのだ
ヨグ・ソトース発動の鍵を綾波レイが握っている事に気づきさえすれば……
それを人々はお互いに拒否した。
その為にヨグ・ソトースは時空震を巻き起こし時空の門を開き地球から去ったのだ
そう ヨグ・ソトースは地球の人々を見限ったのだった。
そのきっかけとしてアヤの身体にこもる赤ちゃんがきっかけとなっていた事は事実である
第三新東京市を包んだ蒼い光は拡大し、地球を覆っていったのだ
そしてNERVもゼーレの人達そして地球上の全人類も蒼い光に飲み込まれていった
ディラックの海……すなわち宇宙の果てへ飛散したのかも知れない
・
コスモス空をかけぬけーてー(をい)
・
そして地球上の全人類は魂だけの存在となり、
蒼い光芒と共に銀河の果てへの帰り無き旅に旅立って行ったのだ。
裏庭エヴァンゲリオン セカンドジェネレーション 完
ってウソウソ これはバッドエンディングって事で(をい)
モノホンは12月25日に公開致します。
御名前
Home Page
E-MAIL
ご感想
今のご気分は?(選んで下さい)
イデオン落ちかいやっ ええ加減にさらせ
この期に及んでニセパートとは……
よくやったな・・シンジ
問題無い・・・
おまえには失望した
ここに、何か一言書いて下さいね(^^;
内容確認画面を出さないで送信する
どうもありがとうございました!
最終話ニセYパート 終わり
最終話モノホンのYパート
に続く!
[もどる]
「TOP」