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Subject: 原子力とは(7,8) Date: Sun, 24 Nov 1996 09:59:59 From: kawrsky@mito.or.jp 大西光明様、 お返事、ありがとうございました。 貴兄のおしゃることも、分かります。が、ひとまず、続の分を お送りします。文字化けの分は、一通り送付した後に、再度 お送りしたいと思いますが、如何でしょうか? 1953年にアメリカでは、USAEC(アメリカ原子力委員会)が発電炉開発の ための計面(Civilian Power Program)に着手、その年の12月にアイゼン ハワー大統領の‘Atoms for Peace’の提唱が行われた。1954年の原子力 法改正は、そうした動きの帰結として、それまでの軍事開発を通じて形成され てきた原子力技術と核物質供給力を非軍事目的へ転用するため、国内では原子 炉技術に関する機密解除をすすめ、他方、国際的には、従前の国際管理案を しりぞけて、2か国間の双務的な原子力協定によって原子力技術の供与と核 物質の貸与を許容したものである(のちに1964年改正によって核物質の民 間所有が認められた)。またイギリスでは、1953年にプルトニウム生産と発 電との両用するガス冷却型炉がCalder Hallで着工されており、さらに世界最 初の発電炉としてソ連のAPS.1(5000k W)が運転開始したのも1954年の ことであった。 日本では、1955年11月に日米原子力協定が調印されているが、12月には 原子力基本法が成立、翌56年にほ原子力委員会が創設され、日本原子力研究 所(原研)と原子燃料公社が発是、産業界では、旧財間系企業の再結集という形 をとって原子力5グループが結成され、また原子力産業会議も設立された。 原研における研究炉の輪入計画と併行して、このころ早くもイギリスから Calder Ha11型発電炉の導入が検討されている。 こうして胎動しはじめた原子力発電は、1957年に前記のCalder Ha111号炉 の始動、またアメリカでは軽水型炉の原型となったShippingportの運転開始な どを加えることができたものの、1950年代を通じてエネルギーの流体化革命の 奔流に遭い、火力発電の技術進歩と石油価格の低廉化の中で、いたずらに Moving target(動く目標〉を追う低迷にさらされた。 原子力発電が胎動期を離脱できたのは、1964−66年ごろからである。1958 年に開かれた第2回ジュネーブ会議(国連主催による原子力平和利用会議であり、 第1回は1955年に開催されている)では、開発着手国も前記の3か国にかぎられ、 原子炉規模は遭わせて8万5000k Wに止まっていたものが、第3回の1964年には、 開発国はベルギー、カナダ、フランス、西ドイツ、イタリア、スウェーデン、 日本に広がり、その多くが発電用実験炉であるとはいえ、500万k Wの規模に達した. とくにイギリスとフランスで開発されてきたGCR(黒鉛減速・ガス冷却型炉)は、 両国の原子力発電計画の正式炉として採用され、またアメリカが手掛けてPWR (加圧軽水冷却型炉)とBWR(沸騰軽水冷却炉)は、それぞれ50万kWと56万kWの 建設経験をもち、その時点で併せて約510万kWが着工中であった。 しかしながら、原子力発電が成年に達し、新しい動力源として経済社会に 迎え入れられるには、その経済性の実証が要件であった。その指標は、 1964−66年の時点でLWR(軽水冷却型炉)とAGR(改良型ガス炉)によって 得られた。アメリカのJersey Central Power and Light Co.は、 0yster Creek原子力発電所(BWR,出力51万kW)のコスト見積りを公表し、 火力発電に比べて有利な発電コストを見込めることを明らかにした. また公営電力事業であるTVA(Tennessee Valley Authority)は、 Browns Ferry原子力発電所(PWR,BRW;112万kW)にたいして優れた 採算性を示し、原子力発電の発注ブームを引き起こした。同様に、イギリス においても、CEGB(中央電力庁)がGCRにつづいて、UKAEA(イギリス原子 力公社)が開発したAGRの採用を決めた。AGRも石炭火力よりも優れている と評価された,アメリカで先行した原子力発電所の大量導入は、当然のこと ながら軽水型炉(LWR)の商業市場の形成を意味している。そうした市場形成は 、LWR!の開発者であるGE(General Electric,BWR)とWE (Westinghouse Electric,PWR)の市場政策の主導によるものが大きい。 GE,WEによる原子力市場の国際化は、端的に両社の直接輪出の増大をもたら しただけでなく、主要な工業国における軽水炉技術をめぐる企業系列を組織化 した。このことは、各国が意図し、計画していた原子力開発路線に大きな修正 を迫り、世界市場における軽水型炉の優位性を高めていった。この頃になると 、原子力発電産業ブームに点火し、国際市場の形成が進み、各国各企業の体制 が、それに向かって整えられていった。 しかしながら、市場拡大は、決して順調な推移をたどったわけではない。と くに1970年代に入って、原子力発電の開発をめぐる社会環境は大きく変動し、 各国でその進捗には著しい動揺と混乱がみられるようになった。それは、 1960年代を通じて持続されてきた先進工業国における高度経済発展は、そこ に公害、環境間題の大きな課題を残したからである。1970年には Earth Day が設定され、米国では環境政策法が成立した。1972年には国連人間環境会議 が開催され、「人間環境宣言」が採択されている(日本では、1967年に「公 害対策基本法」が公布、施行され、翌68年には「大気汚染防止法」が公布され た。1970年代に入ると、「中央公害審査会」の設置、「環境庁」の発足、 「自然環境保全法」の公布が続いた)。こうした動向は、原子力発電の安全性や 信頼性、あるいはその環境影響などに改めて社会の関心を集める契機となり、 原子力発電をめぐる社会、公衆の受容性(Public Acceptance, P.A.)に顕著な 変化が表れ、それが各国における開発を大きく制約した。例えばアメリカの調 査事例では、1970−75! $BG/4V$G$O86;RNOH/EE$N3+H/$r;Y;}$9$k?M$N?t$OL@$i$+$K50%を 越えていたが、1976年から各州で原子力発電所の建設、あるいは運転の停止 を求める州民投票が相次ぎ、76−79年では支持が半数を保ったものの、TMI 〈スリーマイル島原子力発電所)事故のあった1979年以降では劇的に低下し て1980年代に入ると30%にとどまるようになった。アメリカにおける Second Era(次世代)への模索が始まったのである。 安全性、信頼性の回復、public acceptance の変化への対応、あるいは TMI事故以降の規制強化などの施策におわれていたアメリカで、既発注の原 子力発電のキャンセルが相次ぐようになった。理由には、いくつかの要因が 重複している。まず、電力需要の停滞(33%)、建設責の上昇による財務 条件の圧迫(30%)、規制条件の変更それに伴う許認可の遅れ(25%)など が指摘される。第二の理由として、原子力発電の経済性が次第に有利性を 失ってきたという背景がある。Second Era に向かうアメリカの足取りが まだ確かだといえないころ、1986年4月26日、ソ連のChernoby1(チェル ノブィリ)発電所4号炉(黒鉛減速・軽水冷却型炉,RBMK,出力100万kW) で爆発事故が起こった。 原子炉から大量放射能は、ヨーロッパ全域に拡散した。かってない劇的な 原子炉事故は、原子炉災害にほ国境がないことを改めて教えた。 チェルノブイリ事故以降、原子力発電の環境は大きく変化し、多くの困難 に直面した。そこでは原子力産業にとって、端的に市場の狭あい化があらわ にされようとしており、各国の原子力産業は市場の調整を適じて企業体制の 再編成に向かうことを強いられている。 日本でも原子力発電の是非を巡って、社会的な関心を呼び起こした。 1988年7月、民間放送局から「徹底討論・原発」が生放送され、後ほど一冊 の本にまとめられた。推進派、是々非々派、反対派が、相当突っ込んだ議論を 行った。が、国会での与党と野党の議論のように、スレ違いの感がしないでも ない。とはいえ、パプリックな場で、オープンに議論することは必要である。 それではまた かわらさき ゆうき かわらさき ゆうき様へ 長い(本当に長かった)貴重なお話ありがとうございました、でも現実に 原発はこの地上に何百とあるのですから大事故の対策は早急にとらなけれ ばなりません、人類の全てが生き延びれる対策です、そんなことが現実に 可能でしょうか?もし可能でないならば結論は出ているのではないでしょうか?。 議論も大切でしょうが、もうあまり時間がないのではありませんか?ロシアンル ーレットを好んで行う人はまずいません、しかも、たとえ10万回に1回 (1回目に出ることだって有り得るのです、事実10万年に一度しか起こら ないといわれていた事故がこの25年で2回起こりました。)しか実弾が出 ないといわれてもその実弾が広島型原発の1000倍の威力を持った弾だと分 かれば、そんなことをしていいはずはありませんし、まさに人類史上かって ない犯罪ではないでしょうか?。 ちろりん村 大西
Date: Sun, 24 Nov 96 22:14:26 JST From: VET河田 講演会and映画会のお知らせ 1996年11月24日 大西様 11月26日火曜日18時30分から、オリ−ブホ−ルにおいて、 夢おいしネット山本さん関係の、「エイズ問題に関するト−クと映画会」 があるそうです。 よろしかったら参加して下さい。なお主催は香川県らしいです。 入場料は無料だそうです。詳しくは山本さんにお問い合わせ下さい。 11月10日ごろよりチロリン村のホ−ムペ−ジが見られません。 アドレスが変わったのでしょうか? 河田様へ 山本さんのお話は面白いだけではなくてドキッとさせられます、出来たら参加 したいです、ありがとう。 ホームページのアドレスは変わっていません、たぶん新しく作り替えたファイルを 取り込むのに時間が掛っているのでしょう、最近虹ネットさんが混雑しているよう です、以前より遅くなったと苦情のメールが多いのです。 インターネット部会のことで一度お会いしたいのですが都合のよい日をお知らせく ださい。 ちろりん村 大西
Date: Sun, 24 Nov 1996 01:00:37 From: "Kitayama Hirofumi" To: chirorin@niji.or.jp ハーレーを使うと、毒(残留農薬とか細菌とかなどなど)も除去されるのでしょう か。教えて下さい。 北山 初美様へ 資料を送りましたので暫くお待ちください。 追伸 たかし君へ!ホームページは素晴しいね、その勢いで勉強も頑張ればきっと成績も上がるよ。 ちろりん村 大西
Subject: RE:ホームページはどこ? Date: Sat, 23 Nov 1996 23:44:25 +0900 From: 安達 adachi@kagawa-net.or.jp To: 'ちろりん村 大西光明' chirorin@niji.or.jp >豊島ネット通信NO3が来たけれど、そのなかにホームページを開きましたとあ >るのですが、URLが入っていません、教えて下さい。 >ひょっとして河田さんのホームページにあるのかな? >明日(24日)は豊島に参ります、よろしく! ちろりん村 大西 ぼくも、どこにあるのだろう?と思っています。 正式なホームページはないと思います。ネット通信にホームページがあると 書いてあったので、私も、驚きました。 まあ、みんなそれぞれに作って、公式ページをひとつ表紙だけ作り、それぞれ、 リンクでつなげば、豊島ネットのホームページになるのでしょう。 豊島ネットとしても、インターネット部会としても、ホームページは作っていません。 たぶん、正確には、そういう話になると思います。 それでは、明日。 安達 浩昭 安達 浩昭様へ インターネット部会に属していながら申し訳ない、なんにも知らなくて。 河田さんに連絡してみます。 ところで山陽放送の豊島の特集番組のビデオテープの余分はありますか? あれば1本分けていただきたいのですが、欲しい人がいますので。 大西
Date: Sat, 23 Nov 1996 22:25:21 From: "Yoshikazu Souma" 大西さんへ ライブandトークのお知らせをありがとうございます。しかし、 残念ながらその時期はゼミ論やらテストやらで忙しく暇がありませ ん。それでも、近ければまだいけるのですが、四国学院大学といっ たらやっぱり四国ですよね。遠すぎます。場所を見たときに溜め息 をついてしまったほどです。でも、連絡していただきありがとうご ざいました。 では、今日はこの辺で。 北海道大学経済学部3年 相馬佳和 相馬佳和様へ そうですね、いくらなんでも遠過ぎますよね、 リアルオーディオで中継したいところですが私の588では使えないのです。 わざわざメールをありがとうございました。 大西
Subject: ハ゛ーチャル丹後王国 Date: Sat, 23 Nov 1996 11:21:56 From: "mayuko絹工房" mayuko@po.infosphere.or.jp To: chirorin@niji.or.jp ちろりん村さんへ 21世紀の情報社会の到来に先駆けて、ネットワーク上に電子国家を建設し、 現実の社会では味わえない愉快で楽しく豊かな情報生活を共に研究しませんか? 建国の趣旨にご賛同いただける方は、どなたでも国民としてお迎えいたします。 是非、神秘的な丹後王国の文化に浸りながら、ともに愉快な仮想国家を想像しましょう。 建国にあなたの力を貸して下さい。 登録URL http://www.sphere.ad.jp/mayuko/tango/index.html 丹後インターネット研究会 幹事 今井英之 広報たんとう..MAYUKO−西村恵美子 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 美人がいっぱいのmayuko絹工房 (^-^) 西村えみこ、千賀じゅんこ、坂根みちこより...... http://www.sphere.ad.jp/mayuko/ ****mayuko@po.infosphere.or.jp***** 京都府与謝郡野田川町三河内1326 Tel 0772-42-2158 Fax0772-42-0262 win95の方はなるべく EXPLORER 2.0-3.0で見てね! _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 美人がいっぱいのmayuko絹工房様へ 素晴しいアイデアですね、早速参加させていただきました。 ちろりん村 大西
Date: Sat, 23 Nov 1996 08:07:16 From: "多田 公保" k-tada@niji.or.jp To: chirorin@niji.or.jp おはようございます。 &私の正体は私にもよく分かりません。 いえ、そんな大西様の正体だなどと・・・ そんな失礼なことは言ってません。イルカの 絵の横の空白のことです。 多田より 多田様へ そういうことだったのですか、こちらこそ失礼しました。 大西
Date: Sat, 23 Nov 1996 04:57:52 From: Tomoko Arimoto To: chirorin@niji.or.jp ヴァーチャル会員(申込無料)を希望します Tomoko Arimoto様へ ありがとうございます。新しいイベントや新しい素敵な商品情報を時々お知らせ いたします、楽しみにしていてください。 ちろりん村 大西
From: maiko fujiwara To: chirorin@niji.or.jp こんにちわ、大西さん、私は東京の藤原真衣子といいます。 ちろりん村のことは友達の飯嶋さんに教えていただきました。一緒に野菜を購 入しようよというお誘いでした。 私も有吉佐和子の複合汚染は読みました。 せっけんに関するホームページを開いていますのでよかったら覗いてみてくだ さい。 せっけん通信 http://www.kt.rim.or.jp/~pakupaku ぜひ、リンクしてください。私の方のHPから、ちろりん村をリンクしても良 いですか? 近々飯嶋さんと一緒にお野菜を購入しようと思っています。 これからどうぞよろしくお願いします。 東京都 藤原真衣子 藤原真衣子様へ だいぶ以前のお便りですがメールボックスのなかから出てきました、掲載が 遅くなって御免なさい。リンクは完了しています。 大西
Date: Fri, 22 Nov 1996 14:57:46 -0000 From: "大西 隆一" ohnisi@niji.or.jp 喜納昌吉ってだれですか?今まで聞いたことのない名前ですけど。 そうそう、この前11月20日にちろりん村の倉庫の前を車でとおったんですよ。 でも横に友だちがのっていたので寄るのはやめました。Macもみてみたいのでま た高松に行ったときによらしてもらいます。インターネットの64はもう少しした らここの家をでなくてはいけないのでまだつけないんです。本当に14400bp sではめちゃくちゃ遅くて困ってはいるのですが我慢しています。ではまたメール 出します。 隆一 隆一様へ そうか!知らんわな、実はアトランタオリンピックのアジア代表の歌手といえば 思い出してもらえるかな?去年か一昨年の紅白にも出たしな(そんなもんみんか!) とにかくワシラの世代の代表だ、日本以外で一番有名な日本(琉球)のシンガーだ。 昌吉は、ちろりん村にも来たことがあるし、北海道では安い旅館で一緒に 泊まったこともあるしな、ところが今じゃ雲の上の人になっちゃったよ。 そうそう、『ハイサイおじさん』とか『花』の作曲者だ!この『花』という曲は 日本の国歌になるはずだよ。おそかれはやかれね!。 ちろりん 大西
Subject: 原子力とは(5+,6) Date: Fri, 22 Nov 1996 09:18:59 +0000 From: kawrsky@mito.or.jp To: chirorin@niji.or.jp 大西光明様、 続きの発信が遅くなってしまいました。やっとできましたので、 お送ります。今回の分には、グラフが入っています。もし、旨く受信 できなかった時には、お知らせ下さい。再度、送信を試みます。 3.核の教訓 原子力(核)は、東西対立(冷戦〉の影の立て役者であったし、反面教師でもあった。 第二次世界大戦後、イデオロギーを異にする、アメリカを中心とする西側資本主義陣営と (旧)ソ連を中心とする東側社会主義陣営間の対立が激しくなり、世界中を“冷たい戦争” のなかに巻き込んでいった。 この“冷たい戦争”の立て役者(少なくとも影の立て役者)は原子力(核〉であった。 なぜなら、この期間中で、最終的に使用さるべき兵器は、核兵器であったからだ。 しかし、実戦での核兵器使用は全人類破滅につながることも判っていた。 人類がいなくなったら、総てが無であり、総てが意味を失う. 結局、代理戦争と核実験だけで終結した。原・水爆の威力は“核抑止力”として作用した。 まさに、幻の第3次世界大戦であった。 戦勝したのは、どの国で、敗戦国はどこだったのか? これらも、幻の戦勝国、幻の敗戦国だった。 究極の戦争では、勝ちも負けもなくなってしまった。 もともと、究極の戦争ということなど幻想にすぎなかったのだ。 冷戦構造を30年間以上も維持するために、ばく大な費用がかかった。 60年代に絶頂期を迎えたアメリカ(PAX AMERICANA)も、それに旧ソ連も 原・水爆開発を含めた軍事費支出は経済発展にとって大きな足かせとなった。 下図(朝日新聞朝刊1992年6月10日付より)は、それを端的に物語っている。 [ 第一図] ここで驚くべきことは、米国に於てさえ、第2次世界大戦時の軍事費の対GNP比が 最大40%にも達していることである。まして日本においては、どうだったろうか? おそらく 100% 近かったのではなかろうか? なんとクレージなことか(そう思うのは 安全保障の意識に乏しい日本人の一部だけか)。 それから、さらに驚くべきことに、第2次世界大戦終結後の米国国防費の総和は、 目の子勘定でも第2次大戦時のそれの3−4倍になっていることである。 期間が永かったといえば、それまでであるが、この間に2つの代理戦争があっただけだ。 米国は派兵して戦った。しかし、核兵器を実戦で用いるわけにはいかなかった。 それでも、実戦使用不可能な核弾頭とそれを運ぶミサイルなどの開発に力を注いだ. 当然、開発費は軍事費から支出される.この軍事費の相当な分は当然核開発費に消えた。 日本円で1000兆とも云われている。旧ソ連では更に事情は酷かったことだろう。 その証拠に、かっての超大国がばらばらに崩壊して、独立国家連合体(CIS)になって しまったのだ。これまで秘密のベールに閉ざされていた旧ソ連の核開発拠点 アルザマスー16とか、チェリヤビンスグー65とか、一70とか、次第に報道されはじ めてきた。 おそらく、米国のロスアラモスや、オークリッヂや、ローレンス・リバモアや、 ハンフォードの比ではあるまい。両国で核兵器削減するためにも、これまで遮二無二に 核開発を強行してきたために汚染されてしまった地域を除染するためにも、ばく大な 費用がかかることだろう。これから日本で話題になるであろう首都機能移転の費用 (約14兆円)より大きいだろう。 ちなみに、過去の主要各国の対GNP軍事支出(ミリタリーバランス1988−89より)は、 以下のようになている. イラク(31.7%)、イラン(30.4)、イスラエル(18.9)、ソ連(15.5)、北朝鮮(10.2)、 東ドイツ(7.7)、アメリカ(6.7)、台湾(5.8)、韓国(5.2)、イギリス(4.9)、 フランス(3.9)、インド(3.5)、西ドイツ(3.1)、,チ羚顱蕗ネ荻漁ぢ)、 カナダ、イタリア、スペイン(2.2)、そして日本(1.0)。 レーガン軍拡は、SDI(戦略防衛構想、別名スターウォーズ)に象徴される。 SDIの目的は一口にいえば、敵のICBM(大陸間弾道ミサイル)の本体あるいは その主要なロケットから切り離されて飛んでくる「バス」と呼ばれる部分 (いくつかの弾頭、おとり、チャフと呼ぱれる電波妨害用金属片等を積んでいる)、 さらに「バス」から個別に降りてくるRV(再突入体、核弾頭と誘導装置を含む)を それぞれの段階で撃墜することである。 このため、レーザや粒子ビームの利用が考えられた。強カなレーザを発生させるために、 自由電子レーザの研究・開発が精力的になされてきた。 自由電子レーザは、1970年、米国スタンフォード大学のJ.M.J.Madeyによって発案され、 77年に彼のグループによって実証されたものである. 原理は真空管を用いた電波の発生装置のそれに似ているし、 同時に、放射光(光速に近い速度ではしっている電子ビームが、磁場などで曲げられるとき、 接線方向に放射される光)装置のそれにも似ている。相対論に基礎をおく部分がある。 研究の動機は、純学問的なもので、決して軍事目的ではなかった。 現在では、平和産,エ般榲「乏gWΦ罎ス覆瓩蕕譴討い襦:ネ 4.原子力平和産業 原子力平和利用の最右翼は、原子力発電である。電気は最も利用価値の高い エネルギー形態であり、原子力がこれまで使用してきた化石燃料にとって変わることが できたら、この上ないことだ。原子力発電は一産業分野を形成したのである。 しかし、問題がないわけではない。‘核’に象徴されるように、原子力全体も、 あまりにパワーフルである。平和産業原子力の副作用も小さいものではない。 バック・エンド(使用済み核燃料を原子炉外の貯蔵施設に移すことからはじまり、 放射牲廃棄物や使用済みの核燃料自体の処理)の間題が残っている。 スリーマイル島の事故や、チェルノビィリの事故は、国の内外をとわず 原発反対運動をひき起こした。勿論,エネルギー問題が解決したわけでは、決してない。 新たな模索が始まっている。経緯を振り返って見よう(武井満男著「原子力産業」より)。 それではまた。 かわらさき ゆうき かわらさき ゆうき様へ いつも貴重なご意見ありがとうございます、今回も一部文字化けがございました。 かわらさきさんを責めてる分けではありませんので気を悪くなさらないで下さい。 科学者、研究者の方は、原子力の恩恵を受けていない人々がこの地上に 沢山いることを忘れているのではありませんか?研究をするなとは申しませんが 一番大事なことは、最大の事故が起きたとき、あるいは核戦争が起きた時、 いかに人類その他の生命を守るか!ということではないでしょうか? どうも彼等の意見を聞いていると、『究極の戦争や事故が起きたら起きた時のこと! また、その責任は政治家にある、自分達は関係ないのだ!』 という感じが否めません。誰も責任を取れないことはすべきではありません、 それが英知というものではないでしょうか? 生意気言って御免なさい。 大西
Subject: いいねえ、もっと宣伝を! Date: Thu, 21 Nov 1996 23:50:44 +0900 From: Jinno Akira jin@niji.or.jp To: chirorin@niji.or.jp 喜納昌吉のライブ&トーク、開催そのものは一応決まっているからいいんです が、開場・開演時間は2:30より1:30のほうが、可能高いと思うよ。 そが決まったらすぐ連絡いれるのでよろしく。 聖恵館という建物は、2面が開放できるので、立ち見、外見Okよ、だから盛り 上がってほしいねーー。 正式には四国学院大学教養部主催の「プラクティカム講演会」としておこなわれ ます。「プラクティカム」というのは、例えば、飲み屋でバイトしたり、豊島に ボランティアにいったり、ちろりん村ホームページのメンテを手伝ったりするの が、卒業必襲位となる、という四国学院教養部独自の科目です。ちなみに私は 来年からプラクティカム担当の教員となります。もちろん、引き続きアジア・ア フリカセミナーや、これは新たにゲリラでない「コンピュータ科目」も担当しま すがね。 さて、1/31ライブ&トークを盛り上げるためのアイデアは私宛メール下さい ね。では! Jinno Akira様へ ライブの最後にアミダクジをして1万円が4本当たる、なんてのは不謹慎かね? とにかく(なにが?)ホームページを訂正しておきましたから。 神野さんも谷生さんも連絡先になってます。 大西
Subject: LINKのお願い Date: Fri, 22 Nov 1996 00:34:16 +0900 From: ainet@po.synapse.or.jp (斉藤孝幸) To: chirorin@niji.or.jp はじめまして 鹿児島でHPを掲載している斉藤と申します。 LINKの件でメールを差し上げます。 AINETは、鹿児島の観光を中心にしたホームページです。 鹿児島県内の87市町村紹介・ベント・宿泊施設・ゴルフ場・キャンプ場・お茶・さつま いも・観光季刊誌等を掲載しています。 今回、特集の中で原子力発電について掲載しました。 まだ勉強が足りないと思いますが、よろしくお願いいたします。 HPをご覧いただいてからでもかまいませんのでよろしくお願いいたします。 --------------------------------------------------------------------- AINET(Assist Information NETwork) URL http://www.synapse.or.jp/~ainet MAIL ainet@po.synapse.or.jp Khoyuki Saitho 2-28-9-13 HOSHIGAMINE KAGOSHIMA-CITY KAGOSHIMA 891-01 JAPAN FAX: 099(265)5486 ---------------------------------------------------------------------- 斉藤様へ 了解!はじめまして、ちろりん村の大西です。 早速下記のサイトに登録いたしましたのでご確認ください。 もし不都合がございましたらご連絡ください。アイウエオ順(タイトル名を) で並べています。 http://www.niji.or.jp/chirorin/MENU/LINK/link.html お願い! もしよろしければこちらのホームページを下記の内容でクロスリンクして 頂けないでしょうか?勝手を申してすみません。 タイトル: ★★★史上最安 『ちろりん村』だよッ!自然食★★★ URL: http://www.niji.or.jp/chirorin コメント: ちろりん村は地球が元気になるように安全で美味しい食べ物やグッズ、 またエコスペースの考えに基づいた情報を皆様にご紹介しています。 ☆では、今後とも宜しくメール交換等でお付き合い下さい。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 〒760 香川県 高松市 栗林町3-10-24 ちろりん村 栗林店 ○ホームページ担当 <ちろりん村 大西光明> http://www.niji.or.jp/chirorin chirorin@niji.or.jp TEL:0878-37-2976/FAX:0878-63-4755/PHS:050-684-6723 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
Date: Thu, 21 Nov 1996 22:37:30 +0900 From: "多田 公保" k-tada@niji.or.jp こんにちは、ご無沙汰してます。 気に入ったページを見つけたので紹介します。 ナキウサギふぁんくらぶ http://www.tcp-ip.or.jp/~kito/nakiusagi/ リゾート開発のために小さないのちを脅かされているナキウサギ ウェブ同窓会:この指とまれhttp://yubitoma.justnet.or.jp/ ”参加者でつくるインターネット上の仮想同窓会”とのことです。 母校にメールアドレスを登録すると思わぬ出会いが生まれるかも ホームページちろりん村も大更新でお疲れのことと思います。 たまにはネットサーフィンなどいかがでしょうか? ところで喜納昌吉さんですか?音楽の方はよく知らないのですが ”80年代”という雑誌で名前を見たような見ないような記憶があるの ですがコンサートとかを覗いてみたい気がするのですがチケットは どうやってもらうのですか?教えてください。でこの喜納昌吉さんの ページはどえらく重かった。ファイルサイズは確かに大きいのですが 虹ネット自体が最近とみに重くなっているような気がします。ちなみに かがわネット経由で接続しているのですが。あとお尋ねしたいのですが インターネットエクスプローラでmenu.htmlの下の端のイメージが表示 されません。なぜでしょう。それから前々の前の前からお尋ねしたかったのですが いるかのGIFアニメのところの大きな空白はなんでしょう? これを機にそろそろ正体をあらわしてはどうですか。 またしょもないことを書いてしまった。ではまた。 多田より 多田様へ 『ウェブ同窓会:この指とまれ』は素晴しいですね、うちのページからリンクを 張りました。早速記入登録してしまいました、我が母校丸亀西中学は、 なんと私が3番目でした。 喜納昌吉さんは、この前のオリンピックでアジア代表の歌手として参加された方です。 もちろん”80年代”という雑誌にもよく出ていました。 ファイルが重いのは、サウンドのファイルのためです。 『花』という曲が入っています、一部だけですが。 menu.htmlの下の端のイメージはこれもサウンドのファイルです、 これはこれでいいのですが、音が出るプラグか何かが多田さんのマシンか、 ブラウザに足らないのだと思います。今のところ3枚のページで、開くと 音が出るようになっています。私もよく分からないので研究してみて下さい。 大きな空白は、これもよく分からないのですが、たぶん空白のファイルを詰めて テーブルがちじまない様にしているのですがそれが原因だと思います。 ネットスケープでは問題ないのですが、取り敢えずこのページからイルカのGIFを 除きました。 私の正体は私にもよく分かりません。 大西
From: "大河内 美奈" ohkochi@nippon-rad.co.jp sebunn:100点満点(ご〜かくぅ!) bousou:80点(まあよし!) sennpuuki:70点(わるくはない!) mausu:90点(おしいッ!) ufo:50点(ふつうジャ!) mimizu-2:80点(まあよし!) mimizu-1:60点(まだまだッ!) toudai:100点満点(ご〜かくぅ!) iruka-0:100点満点(ご〜かくぅ!) 大河内 美奈様へ 採点ありがとうございました、また遊びに来て下さい。 大西
Subject: リンクありがとう! From: watanabe yumiko js8t-wtnb@asahi-net.or.jp 大西光明様 リンクありがとうございます。 早速、確認させていただきました。 勝手なお願いですみませんが、出来ましたら登録内容を以下のように変更して 下さい。 ヲヲASTROLOGY WAKOH「西洋占星術」・中山樹里ヲヲ コメントは、今のままで結構です。 よろしくお願いします。 考えていませんでしたが(そこまで頭が回ってなかっただけ)、リンクのペー ジを作るって面白そうですね。出来るだけはやく実現したいと思います。 渡辺愉美子 渡辺愉美子様へ 了解!早速訂正いたしました。これからもよろしくお願いします。 大西
From: hutihata hutihata@highway.or.jp お手数かけました。お尋ねの件、ホームページのアクセス件数を増やそうと 色々企画を練り、それをブラウザにアップするにはftpが自由自在に扱えなくては、 企画倒れになり、この点今までのプロバイダーは月1回位しかファイルのputを認めず、 やむなくこのhome.highway.or.jp/に変更した次第です。 現在はファイルのftpはサーバーのunixを思いのまま、操作し、自動的にアップされ 即ネットスケープで見れます。プロバイダーによりシステムに大きな差があり、驚いて います。 ネットツーリスト 名古屋市西区香呑町4ー84 tel.052-523-2447 fax.052-523-2450 mail:hutihata@highway.or.jp url :http://home.highway.or.jp/hutihata/ hutihata様へ ありがとう、色々参考になります、プロバイダーさんも頑張らないと大変だ。 大西
From: Matsunaga Mikihiro heronet@mbox.kyoto-inet.or.jp ちろりん村 大西光明 wrote: > 菜の花さんと御一緒になされているようですが、教えて下さい! そうです。伊藤さんと一緒にやってます。伊藤さんもそちらの ホームページを見て感心していました。 > 、今も確認しましたが、素晴しいの一言です、うちのヴァーチャル百貨店より > カッコいいよ、名前をナチュラル百貨店に変えようかな、意味もよく分かる > し。 ありがとうございます。うれしいです。ここ、数ヶ月延々とこれにかかりっきり でした。商品撮影も研究して自分で撮ったりしたのです。が、うまくいっていま せん。もう少し技術を磨かねば。 Matsunaga様へ 京都で注文があるということは、やがて田舎の四国でも可能性が出てきます、 心強いことです。実は半年前に毎週、週変わりで1000の商品を載せていました が、疲れました。時期が早いのと説明不足の感は否めませんでした、それで、 色々試していた最中でした。本当は、どうしてよいやら半分諦め気分になって いたというのが本音です。 ところがお宅のホームページを見て少し希望が湧いてきました。今まで、あれ これと余計な回り道をしていたようです。参考になりました、ありがとう、初 心を忘れず邁進いたします。 追伸 うちのホームページはどこにリンクしてもらっているのかな?と思ってそちら のページをクマナク見ましたがどこにもありませんでした、それとも見落とし たのかな? 少なくともリンクページは隅から隅まで見たのでありんすが・・・。 ちろりん村 大西