「私の巴里日誌」−5 |
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2001年4月4日 |
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<第10話終了時> それでは今晩は 第10話 についてレポートさせていただきます。 予告にてタイトルを見た瞬間 ああ、これで終るのかなぁって思えるような題名でした。 でも・・・実は(^^) なんですけれど。 このタイトル、解釈によってはとっても意味が深いです。 いったい誰をそう呼ぶのか? それともそれは形なきもの 姿なきものなのか。 それとも・・・ 今あなたの目の前にいるある人物のことなのか? これはプレイされた後にでも じっくり考えてみて欲しいなぁって思いました。 さて・・・ 最初の質問です。 (って次はないかもしれないけれど(笑)) ある一つの比喩話です。 晴れて思いが通じあった二人ですが その二人の関係は同じ職場の同僚には 絶対知られちゃいけない関係なのです(^^) だって・・・ 恥ずかしいでしょ(*^^*) ある日のことです。 内線の電話を通じて彼女がこんなこと言ってきました。 「ね、今晩あいてる?」 「ん、何も用事はないけど。」 「じゃ、どっか遊びにいこ♪」 「ああ、いいけど」 「じゃ、仕事終ったらいつもの場所で待ってるから」 そんな約束をした訳なのですが何故かその日は運が悪い。 「君、今日くらいつきあわんかね。」 「そうですよぉ、最近ほんとすぐ帰っちゃうんだから。 ね、今日ぐらいいいでしょ。」 「よ〜し、今日は皆で飲みにいくぞ〜!!」 「「「「「お〜!!」」」」」 なんて今時こんな会話が展開するのかどうかは分かりませんが どうしてかこんな日に職場で急遽飲み会の予定が決まってしまいました。 急な話だから親戚の誰かに死んでもらうような(失礼) 冠婚葬祭といった安全策は取れそうにありません。 少し離れた場所で彼女の不安そうな表情が読み取れます。 さて、こんなとき あなただったらどうしますか? 続きはゲームの中でお楽しみ下さい(笑) いえ、そんな心境でプレイされるときっと勉強になるかと思って。 ちなみに私の場合は最初は失敗。 もう一度やり直してある方に助けてもらいました。 というか成り行きでそうなっちゃったんですが。 いろいろと「道」はありそうですから どうやっても信頼度落ちちゃうんだよなぁっていう方 頑張ってみてくださいね。 さて、この10話にて いよいよあの子と話をすることができました。 どうやら大神さんはあまり歓迎していないようですが 私はようやくこの子と話ができて嬉しかったのですけれど。 で、大神さん。 なぜ歓迎できなかったのかというと。 「俺の幸せな夢をぶち壊しにしたからだ。」 というのは表現がキツイかな(悩) えっと、つまりですね。 枕が恋しい彼にとっては その枕と恋に落ちる時間ってのがとっても貴重でして その時間をしょっちゅうあの子に奪われた訳ですから。 だからあまり歓迎できないんでしょうね。 「俺の貴重な睡眠時間をかえせ!!!」 あ、ちょっとストレートすぎました。 で、一番彼の叫びに近いのが 戦闘前に現れるLIPSのあの言葉だと思うのですが(笑) と、この辺りはさらりと流しましょ。 この子については少し考えるところがありました。 最終話まで見終わってその思いが変わらないようでしたら その時に詳しくお話させていただきます。 で、その子とお話をしたことで 話はとんでもない方向に進んでいくことになります。 俺は彼女達にどう声をかけていいのか分からなかった。 でも俺は決してこの戦いが間違ったものだとは思えなかった。 何かを守ろうとして戦うこと 誰かの為に戦うこと その想いは誰も同じではないのか? あの子もまた 守りたいものの為に 戦っているのではないのか? だからこれはお互いの「想い」の為の戦い それはたぶん望まれる形ではないけれど せめてそうすることで 通じあえるものあるのなら たった一人になってでも俺はあの子と刃を交えよう なんて難しいことを考えるような大神さんじゃないとは思いますが 第10話戦闘シーンに入ります。 悩み苦しみ、それでもついて来てくれた少女と共に。 さて、お約束のような、それでも意外な場所でのバトルとなりましたが 敵の姿に懐かしさを感じられた方はいらっしゃいませんか? きっとウルトラ特撮ファンの方にはある意味笑え ある意味どこか懐かしさを感じる存在なのではと。 と言ってあまり懐かしがって時間を惜しむことのないように。 しっかり倒して下さいね(^^) 戦闘の中、その悩みから克服されたとまではいかなくても 迷いをふっきり途中参戦してくれた仲間達。 でも、さらに最悪な展開の結果 二人っきりになってしまいました。 う〜ん、これを絶望的展開と言っていいのかどうか(悩) 俺は彼女にだけは本当のことを告げた。 それはグラン・マとの約束でもあったが どうしても彼女にだけは真実を告げたかったから。 その時、彼女は悲しみの表情を浮かべながらも それでも俺のことを信頼してくれた。 でも、それはきっと俺の心の中の 本当の想いも彼女には分かっていたから。 だからこそ真実を告げた俺に対して 彼女は信頼を寄せてくれるようになったのだろう。 正直、彼女からその話を聞くとは思わなかった。 でもそれは、きっと俺自身嘘は苦手だから なんとなく分かってしまったのだろうな。 だから、彼女のその問いについても 俺は正直に自分の気持ちを答えた。 予想できた展開 でもそれは彼女の言葉ではなかった。 本当にそうだろうか? 絶望的な夜 彼女は再びそのことについて俺に尋ねた。 いや、尋ねたというよりは 俺の答えに対する あれが彼女の答えだったのかもしれない。 今、目の前にいる彼女は それまでの俺の前にいた彼女とは 全く別人のようだった。 人を疑わない 素直に感情を表現できる 幼い子供のような そんな印象からは遥かにかけ離れた 彼女の言葉、彼女の表情。 いつのまに彼女は大人になっていたのだろう。 幼い少女から美しい女性に・・・ 彼女の願いに 俺は一瞬だけ遠く離れたあの人の顔を思い浮かべた。 「ごめん・・・な」 彼女に聞こえないよう空を見上げてつぶやく。 こんな絶望的な夜なのに 瞬く星はその現実さえ忘れさせてしまいそうだ。 そんな中、一つ星が流れる。 あの人のくもった表情が一瞬頭に浮かぶ。 でも、その表情はすぐ目の前の少女の姿の前に消えてしまった。 この一夜だけ・・・ 俺は彼女の香りに包まれた・・・ そんな夜が明けて 巴里っこらしいグラン・マ メ〜ルに起こされて(^^) 舞台はクライマックスへと進みます。 長くなってしまいましたが(^^) 今宵はここまでといたしましょう。 |
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