「平成15年(2003年)3月29日」
「第2番:日照山 無量寿院 極楽寺(にっしょうざん むりょうじゅいん ごくらくじ)」


発心の道場と言われる徳島の札所は全部で23ヶ寺
その内の10ヶ寺くらいまでは
車でなら一日で回れるくらいの距離にある
ということで早速次の寺へと向かうことにする。


車窓をのんびり眺める時間もなく
納札に名前を書き込みするのがやっとで
すぐ第2番札所に到着。


あいかわらず読経に苦戦。


なんとか終わり納経所へ向かう途中
大きな木を見上げる。


「長命杉」


弘法大師が植えたとされる杉の木は
樹齢1000年を超えるとかで
杉の木に紅白の縄がかけられていた。

なんでもその縄を引くと
木の霊気を授かるとかという逸話が残されているそう。


「第3番:亀光山 釈迦院 金泉寺(きこうざん しゃかいん こんせんじ)」


ガイドでは寺の裏庭に
源平の合戦の際、弁慶が自らの力を披露する為に
持ち上げたという力石


寺の名の由来となった
昔、水不足の際に弘法大師が掘ったとされる井戸


護摩堂の格天井に描かれた花鳥の絵


見所は沢山あったようなのだか・・・


読経だけで通り過ぎてしまったのが残念・・・


この寺で撮影した紅白の椿が
写真に残っている。




「第4番:黒巖山 遍照院 大日寺(こくがんざん へんじょういん だいにちじ)」




のどかな場所
こじんまりとしたお寺

写真は山門兼鐘楼門になるが
ここまでの道
傍らに水仙やらパンジーといった
可愛らしい春の草花が植えられ
小さいながらもきれいな場所
心癒されるちょっとした時間


でも、ここも読経と納経だけで通り過ぎ・・・


もうちょっとのんびりしたいなぁ。


「第5番:無尽山 荘厳院 地蔵寺(むじんざん しょうごんいん じぞうじ)」


この寺には二つの水琴窟があるいう
残念ながらガイドで知るのみのお話。

またもやばたばたと
読経と納経で次〜〜〜
っと行きそうな父にちょっとお願いして
母と一緒に奥の院参り。

五百羅漢像を見てくる。





階段を上がると
右手に見えた山桜の花。


まだ五分咲きといったところだろうか?


コの字型の回廊の中に安置された羅漢像
残念ながら一度消失された為に
現在も修復中だとか。


新しい羅漢像と寺院にお参り
再び階段を下り次の寺へと向かう・・・